バナナが絶滅の危機!原因と理由は何?日本への影響は?

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みなさんバナナって好きですか?

自分は毎朝バナナを朝食に食べ、家族から「よく飽きないね」といわれるほど美味しくて大好きなんですよね。

 

バナナは手軽に食べられて栄養価も高いし、すぐにエネルギーに変わるしと、いいことだらけの食べ物ですが、絶滅の危機に瀕しているといわれています。

日本の食卓から消えちゃったら困るんですけど・・・

バナナが絶滅の危機本当でしょうか?

 

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バナナ、絶滅の危機の原因とは?

現在日本で食べられているバナナの品種はキャヴェンディッシュ。

バナナの99%がこのキャヴェンディッシュという品種だそう。

 

1950年代まで最も輸出されていた品種はこのキャベンディッシュではなく、グロスミッチェルという品種。

ですがこのグロスミッチェルは、過去にフザリウム菌という菌に侵されてほぼ絶滅してしまったそうです。

 

現在バナナが絶滅の危機にあるとされる理由は、主流として流通しているキャベンディッシュ品種がコロンビアで病気になったから。

 

フィリピンや東南アジアをを中心に、バナナの生産に打撃を与えてきた真菌「フザリウム・オキシスポラム」が、コロンビア北部の複数の農園で見つかりました。

 

フザリウム・オキシスポラムはカビの一種で、この病気にかかると木が枯れてしまい、病気を治すことが困難なんだそう。

 

バナナの主な輸出国はインドやフィリピンなどですが、キャベンディッシュ品種の多くがコロンビアなどのラテンアメリカで生産されています。

 

フザリウム・オキシスポラム菌が一度生産地で発生すると、菌の拡散を防ぐのは困難。

過去1997年にもオーストラリアで発見されたときは拡散を防げず、被害が広大に広がってしまったそうです。

 

キャベンディッシュ品種が絶滅してしまったら、日本ではもうバナナが食べることはできなくなってしまうんですね。

 

日本への影響は?

コロンビアで見つかったバナナの木を枯らすフザリウム・オキシスポラム。

キャヴェンディッシュ品種の一大生産国ラテンアメリカで見つかり、日本への影響も気になります。

 

ですが、日本はバナナの輸入のほとんどをフィリピンに頼っています。

現在のフィリピンでは病気の拡大を防ぐため、管理をきちんと行ってバナナの木が枯れるのを防いでいるそう。

ただやはり100%完璧というわけではなく、生産量は減ってきてしまっているそう。

 

生産量が減れば、輸入量も減ってしまうので、商品の値上がりは避けられません。

 

いつもスーパーで1房200円程度のバナナを目にして慣れている自分たちにとって、バナナに危機が迫っているなんて思いもよらなかったですよね。

 

現状では遺伝子組み換えなどの技術が発達して新たな品種のバナナを作ることは不可能ではありません。

ですので、今すぐにバナナが絶滅する状況ではないですが、食べなれたキャベンディッシュ品種が無くならないよう、何とか水際で病気の感染を防いでいってほしいですね。

 

まとめ

バナナが絶滅の危機の原因調査でした。

現時点では遺伝子組み換えで病気に強いキャベンディッシュ品種は出来ていませんが、将来もおいしくて安いバナナを食べたいと思うので、ぜひ研究者の人には頑張ってもらいたいですね。

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