アマゾンの森林火災、日本への影響は?火事の原因は何?

生活
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南米アマゾンの熱帯雨林で2019年、過去最高となる7万2843件森林火災が発生し話題になています。

1週間で9000件を超える火災も発生しているようです。

 

この火災の原因となったものは何なのでしょう?

火災の影響は今後日本にも出てくるのでしょうか?

 

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アマゾンの森林火災、火事の原因は?

ブラジルのアマゾン川流域に近い熱帯雨林で起きている森林火災。

観測開始以降、過去最大の規模ということなのですが、火事の原因となったものは何なのでしょう。

 

ブラジルの気象庁の話では雨の量は昨年より多いにもかかわらず、大規模火災になっています。

火事となっている原因はアマゾンの森林を破壊する、森林伐採の増加が理由。

 

なぜ木々を伐採するのかは、環境保護よりも経済発展のための開発に力を入れる、現ブラジル政府の思惑があるからだそうです。

 

確かにブラジルでは貧困で困っている人も多く経済発展も大事なことではあるのですが、環境を破壊してまで森林を壊してしまうのは賢い政策とはいえないですよね。

 

森林を壊すのは一瞬ですが、木々が成長するのは何百年とかかり、ヤバイと思った時には手遅れになってしまいますよね。

 

なぜ森林伐採が火事の原因となるの?

木々を切ったからといって、それが即火事になるとは思えませんよね。

実際アマゾンは高温多湿のため、自然に森林火災は発生しないそうです。

 

ですが、ブラジル政府の環境開発政策により、木々が減り、空気が乾燥しやすくなり火災が起きやすい状態になってしまった、というのが原因です。

 

アマゾンの森林火災、日本への影響は?

日本の裏側ブラジルで起きている火事だからといって、日本に影響はないわけではありません。

 

じつはアマゾン、地球上の酸素の20%を森林で作ってくれています。

それが焼失して消えてしまったら二酸化炭素を吸収する場がなくなり、温室効果ガスが大気中に多くなります。

そうなると、日本でも近年増えている温暖化の影響がますます大きくなっていくということです。

 

また、日本でも使われている多くの医薬品の原材料は、熱帯雨林の植物からできています。

なんと、ガン細胞に作用する植物の70%は熱帯雨林産。

これらの植物が焼失してしまったら、治る病気も治らなくなるということですね。

 

他にも、バナナやアボカド、砂糖、コーヒーなど、生活の中でよく食べたり飲んだりするものも原産地となっているものが多く、焼失してしまえば輸入品の金額が高くなり、生活費に響いてきます。

 

このように日本にも影響を与えることは多数ありますから、早く火災が鎮火してほしいですし、ブラジル政府も環境破壊となる森林伐採を控えてほしいですね。

 

まとめ

アマゾンの森林火災の原因と日本への影響の調査でした。

ブラジルはもちろん、日本への影響のみならず、周辺地域や世界へも影響が出るほどの火災になっています。

早く鎮火されるのを願っています。

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