東京都の自転車保険加入義務化はいつから?罰則はある?

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この記事は、東京都の自転車保険加入の義務化がいつからなのか、加入義務違反の罰則はあるのかについて書いてあります。

 

通勤、通学、主婦の人には買い物へと、都市圏では生活の足としてなくてはならない自転車。

 

しかし、音楽を聴きながら、スマホの画面を見ながらと、近年「ながら運転」が増加傾向にあり、事故も増えています。

このため、東京都は、東京都民へ現在努力義務となっている自転車の損害賠償保険加入を義務付けるそうです。

 

東京都の自転車保険加入義務化の時期がいつからになるか気になりますよね?

 

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東京都の自転車保険加入義務化はいつから?

現在東京都は、9月の都議会定例会で「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」の改正案を提出を予定しています。

 

この「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が可決成立されれば、自転車保険の加入義務化は「2020年春」から運用される予定です。

 

なぜ自転車保険への加入が必要?

自転車というと身近な乗り物で、小さな子供も乗ることから、「優しい乗り物」というイメージがあります。

しかし、スピードの出るロードバイクなどは、時速30キロ以上出すことも可能で、自転車は自動車やバイク同様車両に該当し、事故を起こせば自動車事故と同じように道交法で罰せられ、重い責任を負います。

交通事故の加害者となれば自転車側に高額賠償を命じる判決も、全国で多発しています。

 

自転車事故をめぐっては、神戸地裁で25年7月、歩行者の60代女性を自転車ではねて、重篤な状態にさせた当時小学5年の男子児童の母親に対し、約9500万円の支払いを命じる判決が出るなど、多額の賠償金を求める事例が続出している。

引用:Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190726-00000592-san-soci

 

多額の損害賠償が発生したものの、自転車に保険に加入していない人はたくさんいます。

しかし賠償金が払えず自己破産することも珍しくなく、そうなると被害者への救済が進みません。

このように、多くの事故が増え高額な賠償請求が増えてきたため、自転車保険の加入が義務付けられることになりました。

 

自転車保険に加入していないと罰則はある?

2020年春から施行される自転車保険の加入義務。

東京都は自転車損害賠償保険にどれぐらいの人が加入しているか調査しています。

その数は、平成30年度で加入率53.5%。

約半数の人が保険に加入しています。

 

2020年春から自転車損害賠償保険へ加入していなくても、現在加入義務違反に対する罰則などは決まっていません。

 

加入義務違反の罰則がないからといって、加入しないのは、万が一事故を起こした時のリスクが高すぎます。

「もし家族が加害者になって高額賠償を請求されたら?」

「もし家族が被害者になって、事故した相手が自転車保険に入っておらず賠償してもらえなかったら?」

考えるだけでも恐ろしいですよね。

2020年春まで自転車損害賠償保険に入るのを待つより、今すぐ加入を考えてみてはいかがでしょうか?

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まとめ

東京都の自転車保険加入の義務化がいつからなのか、加入義務違反の罰則はあるのかの調査でした。

 

自転車はとても便利な乗り物で、排気ガスも出さずクリーンで地球にも優しい乗り物です。

しかし、一歩間違えば人に被害を加え、最悪取り返しのつかない事故を起こす危険性のある乗り物でもあります。

 

事故は起こしたくて起こすものではありませんが、万が一のためにも自転車保険には加入しておきましょう。

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